メーターパネルの設計が不適切。ダイハツ「ハイゼット」など約5,900台をリコール
ダイハツは、ハイゼットなど4車種のメーターパネルの設計が不適切なことにより保安基準第32条(前照灯等の基準)に適合しないとして、2023年4月6日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2021年12月3日~2023年1月17日に製造された5,887台。
今回リコールの対象となるのは、2021年12月3日~2023年1月17日に製造された、ダイハツ ハイゼット、ハイゼット デッキバン、スバル サンバー、トヨタ ピクシス バンの4車種5,887台。
不具合の箇所は操縦装置(メーターパネル)。MT(手動変速仕様)車において、メーターパネルの設計が不適切なため、走行用前照灯(ハイビーム)の自動制御状態を運転者に表示する装置が備えられていない。そのため、保安基準第32条(前照灯等の基準)に適合しないとのこと。
これまでに不具合は発生しておらず、事故も起きていない。社内情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のコンビネーションメーターを対策品と交換する。また、使用者には、ダイレクトメール等で通知するという。