トランスミッション注油口に誤り。丸山製作所「SSA-E502DX」「SSA-E502DX-1」計130台をリコール
丸山製作所は、SSA-E502DX-1など2車種のトランスミッション注油口の注油量表示に誤りがあることで、適切な量の油が注油されず、最悪の場合、走行不能になるおそれがあるとして、2023年4月24日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2021年11月30日~2023年2月22日に製造された130台。
今回リコールの対象となるのは、2021年11月30日~2023年2月22日に製造されたSSA-E502DX、SSA-E502DX-1の2車種130台。
サブミッション注油口にメインミッション用表示が貼られ、メインミッション注油口にサブミッション用表示が貼られている。適切な量が注油されないおそれがあり、その状態で使用を継続すると内部部品の焼付き破損に至り、最悪の場合、走行不能になることがあるとのこと。
これまでに不具合は発生しておらず、事故も起きていない。自社サービス担当者からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両の表示マークを貼り直し取扱説明書を交換する。また、自社ホームページに情報を掲載し、所有者及び使用者には営業部門を通じて直接電話等で連絡。対策完了車については、ステッカー(No.5309)を運転席足元の製造番号プレート近傍に貼るという。