燃料タンクに不具合あり。BMWアルピナ「B3 Biturbo」など8車種167台をリコール
ニコル・レーシング・ジャパンは、B3 Biturboなど8車種の燃料タンク上部に溶接されているカバープレートの不具合により、溶接部に亀裂が生じ燃料が漏れるおそれがあるとして、2023年4月26日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2016年8月22日~2018年8月21日に製造された167台。
今回リコールの対象となるのは、2016年8月22日~2018年8月21日に製造された、B3 Biturbo、B3S Biturbo、B3 Biturbo Touring、B3S Biturbo Touring、B4 Biturbo Coupe、B4S Biturbo Coupe、B4 Biturbo Cabrio、B4S Biturbo Cabrioの8車種167台。
不具合の部位は、燃料装置(燃料タンク)。燃料タンク上部に溶接されているカバープレートにおいて、溶接パッドの高さおよび溶接面積が不適切なため、走行振動等により溶接部に影響を受け、亀裂が生じる場合がある。そのままの状態で使用を続けると亀裂が進展し、亀裂部位から燃料が漏れるおそれがあるとのこと。
これまでに事故や不具合は発生していない。他社からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両の燃料タンクを対策品に交換する。使用者にはダイレクトメール等で通知し、企業のホームページにも記載するが、自動車特定整備事業者には対象車両が少数であり、使用者を把握しており連絡が確実に行えるため、日整連の機関紙には掲載しないとのこと。