自動運転は目的地へ向かうためだけの技術ではない!ローン滞納者の元から車が自動で離れる特許をフォードが提出
自動運転技術は走行時の利便性を高めるだけではない
フォードは自動運転技術を使い、ローンの支払いに応じない滞納者の車を金融機関へ移動してしまう。自動運転技術の画期的な使い方だ。
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フォードは、自動運転の新技術を活かした特許を2023年2月23日に公開した。特許のタイトルは「Systems and Methods to Repossess a Vehicle(車両を抵当に入れるシステムと方法)」。ローンを滞納したオーナーに対して、様々な車両の使用制限を設けて支払いを促す。
それでもローンの支払いに応じなかった場合は、自動運転の技術を使い車の所有権を持つ金融機関へ移動してしまう。目的地へ向かうことに自動運転を使うのではなく、逆にオーナーの元から離れることに自動運転の技術が使われるのは、今までにない画期的な使い方といえるだろう。