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樹脂製冷却水パイプが過熱し、火災が発生するおそれ。ランドローバー「レンジローバー スポーツ」など2車種177台をリコール

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樹脂製冷却水パイプが過熱し、火災が発生するおそれ。ランドローバー「レンジローバー スポーツ」など2車種177台をリコール

ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、樹脂製冷却水パイプにおいて、耐熱性が低い材質を選定したため、当該パイプが過熱により破損する可能性があり、最悪の場合は火災につながるおそれがあるとして、2023年6月13日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2018年1月24日~2022年8月5日に輸入された177台。

今回リコールの対象となるのは、2018年1月24日~2022年8月5日に輸入された、レンジローバー、レンジローバー スポーツの2車種177台。

不具合の箇所は原動機(冷却水パイプ)。冷却水の循環経路の一部である樹脂製冷却水パイプにおいて、耐熱性が低い材質を選定したため、ウォーターポンプの故障時等、冷却水が循環しない場合、当該パイプが過熱により破損することがある。そのため冷却水が飛散し、最悪の場合、火災が発生するおそれがあるとのこと。

これまでに不具合、事故ともに発生していない。本国メーカーからの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両の当該樹脂製冷却水パイプを対策品に交換する。

使用者には電話やダイレクトメールで通知、もしくは車両に直接インカーコミュケーションメッセージを送信する。また、日整連発行の機関誌・自社ホームページにも掲載するという。

ランドローバー|リコール情報

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