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制動力低下のおそれ。カワサキ「ELIMINATOR」など208台をリコール

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制動力低下のおそれ。カワサキ「ELIMINATOR」など208台をリコール

カワサキモータースは、フロントホイール周りの組立工程管理が不適切であったため、異音の発生や走行安定性の低下、制動力の低下等が発生するおそれがあるとして、2023年6月29日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2023年4月18日~2023年5月29日に輸入された208台。

今回リコールの対象となるのは、2023年4月18日~2023年5月29日に輸入された、カワサキ ELIMINATOR、カワサキ ELIMINATOR SEの2車種208台。

不具合の箇所は制動装置(フロントブレーキ)と走行装置(フロントタイヤ)。フロントホイール周りの組立工程において、工程管理が不適切なため、特定のボルト・ナット(※1)の締め付けトルクが不足している可能性がある。そのため、走行振動等で当該ボルト・ナットが緩み、異音の発生や走行安定性の低下、制動力の低下等が発生するおそれがあるとのこと。

これまでに不具合が1件発生しているが、事故は起こっていない。市場からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両の対象部位の取付けボルト・ナットを規定トルクで締め付ける。

使用者にダイレクトメール等で通知するとともに、日整連発行の機関誌・自社ホームページにも掲載する。

リコール・改善対策・サービスキャンペーン|カワサキモータース

※1:フロントキャリパボルト(2箇所)、フロントホイール回転センサブラケットボルト、フロントホイール回転センサボルト、フロントアクスルナットが該当する。

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