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EV用バッテリーのリサイクルビジネスが4800億円の投資を集める - 米レッドウッド社が工場を建設

米レッドウッド社がEV電池リサイクル工場を建設する

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EV用バッテリーのリサイクルビジネスが4800億円の投資を集める - 米レッドウッド社が工場を建設

米レッドウッド社が約4800億円を投じて大規模な工場を建設する。マスクの右腕が設立した同社は、EV普及を妨げる天然資源の供給不足を解消できるか。

米ネバタ州に本拠を置くレッドウッド・マテリアルズ(以下レッドウッド社)は、35億ドル(約4800億円)を投じて大規模な電気自動車(EV)用バッテリーのリサイクル工場を建設する。

フル稼働時には、EV100万台に相当する100ギガWh分のアノード材とカソード材を生産する予定だ。

35億ドルを投じてEV用バッテリーリサイクル工場を建設

さまざまな投資家から多額の資金を調達したレッドウッド社は、35億ドルを投じてサウスカロライナ州に大規模リサイクル工場を建設すると発表した。

チャールストン近郊の工業団地キャンプ・ホールに、600エーカーの土地を取得。今年(2023年)初頭に着工し、年末までにリサイクル事業を開始する。

この工場では、100ギガWh分のアノード材とカソード材を生産する予定で、これはEVに換算すると100万台に相当する。

その後も、アメリカ国内での工場開設を続ける計画で、2030年までにはEV500万台分の供給を可能にするという。

サウスカロライナの拠点には、リチウムイオン電池のリサイクル施設、アノードホイル ・カソード材の製造工場、オフィスなどが建設されている。

現在、湿式製錬所(※)では蓄電池材料に科学的な処理が施され、リチウム・ニッケル・コバルトなどの貴重な資源を分離するビジネスが行われている。レッドウッド社も、この工場で使用済みバッテリーから希少金属の回収を行う。

(※湿式精錬:水溶液を接触させ化学反応を利用して金属を抽出する工程)

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