オイルクーラーキットのホースに不具合。エッチ・ケー・エスが自主改善を実施
エッチ・ケー・エスは、後付け用品として販売したオイルクーラーキットのホースに不具合があり、エンジンオイルが漏れ出し、最悪の場合、火災に至るおそれがあるとして、2023年7月4日、国土交通省に自主改善の実施を届け出た。対象製品は2023年4月～5月に出荷された33個。
自主改善対象製品の詳細は以下の通り。
製品名：HKS オイルクーラーキット
製品番号：15004-AF010、15004-AN024、15004-AT010、15004-AT013
機種：スバル インプレッサ WRXSTI（GRB）、ニッサン フェアレディ Z（Z34）、トヨタ 86/スバル BRZ（ZN6/ZC6）、トヨタ GR ヤリス（GXPA16）
対象数：33個
不適合の発生箇所は、オイルクーラーキット内の部品であるホース。部分的に素材のゴムの硬度が低い箇所があり、油圧がかかった際にフィッティング（接続部分）からホースが外れ、エンジンオイルが漏れ出す場合がある。そのため、走行中にホースが外れて漏れ出したエンジンオイルがエキゾーストマニホールド等の高温部分に触れると、最悪の場合、火災に至るおそれがあるとのこと。
これまでに不具合が6件、火災が1件発生。改善措置として、全数のホース ASSYを良品に交換する。また、使用者には、販売店を通じて通知するとともに、自社ホームページにも記載する。
