トヨタ「RAV4 PHV」など2車種7,617台をリコール…火災に至るおそれ
トヨタ自動車は、RAV4 PHVなど2車種の電圧変換装置(DC-DCコンバータ)に不具合があり、最悪の場合、火災に至るおそれがあるとして、2023年7月11日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2020年4月28日~2022年6月16日に製造された7,617台。
今回リコールの対象となるのは、2020年4月28日~2022年6月16日に製造されたトヨタ RAV4 PHV、レクサス NX450h+の2車種7,617台。
不具合の箇所は、電圧変換装置(DC-DCコンバータ)。電流整流モジュール内部の部品構造が不適切なため、製造のばらつきなどにより使用過程でモジュールが故障した際、短絡回路が形成されることがある。その結果、警告灯が点灯するとともに補機バッテリから電流が流れ続けて発熱し、最悪の場合、火災に至るおそれがある。
これまでに不具合、事故ともに発生していない。海外市場からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のDC-DCコンバータを対策品に交換する。使用者にはダイレクトメール等で通知するとともに、日整連発行の機関誌・自社ホームページに掲載する。