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マツダ「CX-3」79,105台の改善対策届を提出…バックカメラに不具合

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マツダ「CX-3」79,105台の改善対策届を提出…バックカメラに不具合

マツダは、「CX-3」のバックカメラに不具合があり、映像が乱れ車両後方が確認しにくくなるおそれがあるとして、2023年7月14日、国土交通省自動車局長に改善対策届を提出した。改善対象車は、2014年12月16日~2020年10月15日に製造された79,105台。

不具合の箇所は、後退時車両直後確認装置(バックカメラ)。バックカメラにおいて、電気配線の固定が不適切なため、リアゲートを閉めた時や走行中の車体振動などで振れ、バックカメラと電気配線間の接続端子が摺動することがある。そのため、そのまま使用を続けると、接続端子の表面被膜が摩耗して剥がれ、腐食することで電気抵抗が増加。最悪の場合、バックカメラの映像が乱れ、車両後方が確認しにくくなるおそれがあるとのこと。

改善箇所説明図(出典:国土交通省 https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001619817.pdf)
改善箇所説明図(出典:国土交通省 https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001619817.pdf)

これまでに不具合が16件発生しているが、事故は起こっていない。市場からの情報により発覚、改善対策を届け出た。対策として、全車両のバックカメラを点検し、映像に乱れが認められた場合はバックカメラ一式を新品と交換し、電気配線をシール材で固定する。映像に乱れが認められない場合は、電気配線をシール材で固定する。なお、シール材及びバックカメラ一式の準備に時間を要することから、準備ができた段階で開始するという。

また、使用者には、電話やダイレクトメールなどで通知するとともに、日整連発行の機関誌・自社ホームページにも掲載する。

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