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いすゞ「エルフ」約6,100台をリコール…排出ガス発散防止装置に不具合

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いすゞ「エルフ」約6,100台をリコール…排出ガス発散防止装置に不具合

いすゞ自動車は、小型トラック「エルフ」の排出ガス発散防止装置に不具合があるとして、2023年8月3日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2022年11月30日~2023年4月14日に製造された6,137台。

不具合の箇所は、排出ガス発散防止装置(ドージングコントロールユニット)。小型トラック「エルフ」において、ドージングコントロールユニット(DCU)の制御プログラムが不適切なため、イグニッションキーオン時の異常表示装置(MI)の点灯/点滅の作動が設計意図と不一致となっている。そのため、保安基準第31条の細目告示第41条別添48の車載式故障診断装置(ディーゼル重量車J-OBDⅡ)の技術基準を満足しないとのこと。

これまでに、不具合・事故ともに発生していない。社内情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のDCUのプログラムを対策プログラムに修正する。また、使用者にはダイレクトメールまたは直接訪問等で通知するとともに、日整連発行の機関誌・自社ホームページに掲載するという。

リコール情報|いすゞ自動車

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