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日産とルノー、資本関係の対等化に合意する最終契約を締結

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日産とルノー、資本関係の対等化に合意する最終契約を締結

日産自動車とルノーは7月26日、2月6日に締結・公表された資本関係を見直す合意について、最終契約の締結を完了したことを発表した。

今回、合意した新たな取り組みは、2月6日に発表した以下の3領域。

・ラテンアメリカ、インド及び欧州において、事業面で高い価値を創造するプロジェクト
・各社の新しい取り組みにパートナーが参加可能となる、戦略的な機敏性の向上
・リバランスされたルノーグループ・日産間の株式相互保有と強化されたアライアンスのガバナンス

この一環として、ルノーは、保有していた日産の株式を43%から日産と対等な15%まで引き下げることに合意。7月26日、最終契約の締結を完了した。ルノーは、日産の株式28.4%をフランスの信託会社に任せ、一部の例外を除いて中立的に行使される。

日産はこれまで、仏商法上のルールによりルノーへの議決権がなかったが、今回の合意により議決権が行使可能となった。ルノー・日産双方の議決権行使の上限は、行使可能な議決権の15%と定め、両社はこの範囲内で自由に議決権の行使が可能となる。

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