BYD Auto Japan「ATTO 3」414台をリコール…事故自動緊急通報装置プログラムが不適切
BYD Auto Japanは、事故自動緊急通報装置のプログラムが不適切なため、道路運送車両の保安基準に適合しないとして、2023年8月24日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2023年3月6日~2023年4月14日に輸入された414台。
不具合の箇所は、事故自動緊急通報装置(車載緊急通信モジュール)。事故自動緊急通報装置(SOSコール)において、車載緊急通信モジュールのプログラムが不適切なため、当該装置起動時に車両データが送信されない。そのため、道路運送車両の保安基準に適合しないとのこと。
これまでに不具合、事故ともに発生していない。社内調査により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両の車載緊急通信モジュールのプログラムを対策プログラムに更新する。なお、販売店に入庫し、診断機により実施する。
また、使用者にはダイレクトメール等で通知し、日整連発行の機関誌・自社ホームページに掲載するという。