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日本郵船、インドネシアでの自動車ターミナル事業に参画

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日本郵船、インドネシアでの自動車ターミナル事業に参画

日本郵船は8月21日、インドネシア共和国パティンバン港の自動車ターミナル運営会社Patimban International Car Terminal(PICT)の株式25%を豊田通商から取得し、8月18日にインドネシア国内での登記を完了したことを発表した。

パティンバン港は、ジャカルタ市中心部から120km東に位置する国際港。2018年から段階的に建設が進められ、2022年に年間22万台の自動車が取り扱えるターミナルが整備された。現在は拡張工事が行われており、完了後は年間60万台の取り扱いが可能となる予定。

ジャカルタ首都圏にあるタンジュンプリオク港では、取扱量の増加による混雑が慢性化しており、周辺道路の交通渋滞により自動車部品や完成車の輸出入に遅延が発生している。パティンバン国際港の本格稼働により、これらの問題の解決を目指す。

日本郵船が株式25%を保有するほか、豊田通商グループが34%、トヨフジ海運が26%、上組が15%を保有する。

パティンバン国際港の位置
パティンバン国際港の位置

PICT社概要

名称:PT. Patimban International Car Terminal
設立日: 2021年11月
事業内容:自動車ターミナルの運営
株式取得日:2023年6月30日
株主構成:豊田通商グループ 34%、トヨフジ海運 26%、日本郵船 25%、上組 15%

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