豊田鉄工とOpenStreet、スローモビリティを共同開発。シェアリングサービスで展開へ
豊田鉄工とOpenStreetは9月4日、スローモビリティの共同開発を開始し、シェアモビリティサービスでの展開を目的とした業務提携契約を締結したと発表した。
OpenStreetは、電動アシスト自転車やe-Bike、原付スクーター、超小型EVなどのシェアモビリティプラットフォームを展開している。
スローモビリティは、4月に施行された改正道路交通法により、新設された新車両区分に適合する車両。ラストワンマイル、商業施設内、観光地などでの導入が期待されており、OpenStreetは移動領域に関する協定を100以上の自治体と締結・連携している。
今回、OpenStreetのシェアリングのノウハウを取り入れたスローモビリティを豊田鉄工と共同開発し、シェアモビリティサービスでの提供に取り組む。
将来的には、モビリティにエッジAIデバイス(カメラやセンサー)などを搭載し、歩行領域の走行空間データをリアルタイムに取得する考え。自動運転技術を搭載したモビリティをサービスへ導入することで、より安全に移動できる交通環境の実現を目指す。