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NEC、住友商事グループの自動車製造関連工場にAI外観検査システムを納入

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NEC、住友商事グループの自動車製造関連工場にAI外観検査システムを納入

NECは8月25日、住友商事グループ会社の自動車製造関連工場に、AIを活用した外観検査システムを納入したことを発表した。

従来の中間製品検査ラインでは、製品欠陥の疑いを検知するごとにラインを停止し、専任スタッフが目視確認を提供していた。

同社は、既存の検査ラインに影響を及ぼさない位置に産業用カメラを追加で設置し、複数のカメラ画像と「NEC Advanced Analytics - RAPID機械学習」を活用して中間製品の欠陥を解析する外観検査システムを構築。

目視確認が必要な中間製品検査ライン全4ラインに導入した結果、欠陥検知の精度が向上し、正常箇所を欠陥と誤認識してしまう過検出の発生頻度が大幅に抑制され、検査ラインの停止時間が10%以上減少した。

AI外観検査システムの運用イメージ
AI外観検査システムの運用イメージ

同時に、スタッフが欠陥を確認するためのユーザーインターフェースなど各種アプリケーション・ツールも提供することで、中間製品検査プロセスの高度化に貢献する。

システム納入に合わせて、品種ごとにAIモデルのチューニングや更新・新規作成などを社内で実施できるように、NECのデータサイエンティスト育成に活用している実践型教育プログラムである「NECアカデミー for AI」(※)の提供も行う。これにより、AIモデルの基本的なメンテナンスから運用までを推進できるデータサイエンティストの育成を支援していく。

AIモデルのメンテナンスから運用までのイメージ
AIモデルのメンテナンスから運用までのイメージ

※NECの豊富なプロフェッショナルAI人材育成実績を通じて培った実践型教育メソドロジー

NEC Advanced Analytics - RAPID機械学習|NEC

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