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アイサンテクノロジーとティアフォー、長野県塩尻市で新型EVバスを用いた走行試験を開始

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アイサンテクノロジーとティアフォー、長野県塩尻市で新型EVバスを用いた走行試験を開始

アイサンテクノロジーとティアフォーは8月29日、自動運転レベル4の社会実用化に向け、長野県塩尻市で新型EVバスを用いた走行試験を開始したことを発表した。

塩尻市では2020年より、アイサンテクノロジーを中核とした関連企業・機関や地元企業、地域住民と連携し、自動運転の地域導入の検討と実証走行による検証を継続的に進めてきた。

今回の走行試験は、自動運転レベル4の実現に向けたものであり、ティアフォーが新たに開発した量産型自動運転EVバスを用いて実施。今年6月に塩尻市内に開所した地域DXセンター「core塩尻」に新たに拠点を設け、2025年度の導入を目指す自動運転移動サービスの想定ルートの一部を日常的に走行し、技術的な検証を行う。

自動運転走行に必要となる高精度3次元地図は、アイサンテクノロジーと共に、塩尻市と塩尻市振興公社が提供している自営型テレワーク推進事業「KADO」が作成している。

この走行試験を通じて自動運転の安定性向上を図るとともに、ドライバーによる介入頻度やその発生地点、シチュエーション等のデータを収集。データをもとに、自動運転レベル4に向けた技術開発をさらに進める。

2024年度には一部ルートにおける道路運送車両法に基づくレベル4を認可を取得し、2025年度には自動運転サービスの本格提供を目指す。

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