ドウカティジャパン「ディアベル V4」69台をリコール…エンジンが停止、再始動不能のおそれ
ドウカティジャパンは、エンジン冷却用電動ファンモーターの設計が不適切なため、最悪の場合、エンジンが停止し再始動できないおそれがあるとして、2023年8月21日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2023年4月30日~2023年6月14日の間に輸入された69台。
不具合の箇所は、エンジン冷却装置。エンジン冷却用電動ファンモーターの設計が不適切なため、電動ファンのヒューズが過電流により切れる場合がある。そのまま走行を続けると、オーバーヒートが発生し、最悪の場合、エンジンが停止し再始動ができなくなるおそれがあるとのこと。
改善措置として、全車両のラジエーターアセンブリの製造日を確認し、該当するものはファンヒーターを良品に交換するほか、関連するヒューズを25Aに交換する。作業時間は1.5時間ほどを予定しているが、サービス工場の混雑状況、部品の入荷状況により作業完了までに時間がかかる場合があるという。