ボルボ「XC60」など607台をリコール…リアの車高低下や異音発生のおそれ
ボルボ・カー・ジャパンは、「ボルボ S60」など7車種のリーフスプリングに不具合があり、リアの車高低下や走行中に異音が発生するおそれがあるとして、2023年9月28日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2022年11月1日~2023年7月6日に輸入された607台。
リコールの対象となるのは、2022年11月1日~2023年7月6日に輸入された、ボルボ S60、ボルボ V60、ボルボ V60 クロスカントリー、ボルボ V90、ボルボ V90 クロスカントリー、ボルボ XC60、ボルボ XC90の7車種607台。
不具合の箇所は、緩衝装置(リーフスプリング)。リアサスペンションのリーフスプリングにおいて、製造機器の設定が不適切なため、強度が不足しているものがある。そのため、悪路等を走行することによりリーフスプリングが折損し、リアの車高低下や走行中に異音が発生するおそれがあるとのこと。
これまでに事故、不具合ともに発生していない。スウェーデン本国からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のリーフスプリングを点検し、該当する場合は良品と交換する。使用者にはダイレクトメールや電話等で通知し、日整連発行の機関紙や自社ホームページに掲載する。