トライアンフ「トライデント」など1,416台をリコール…エンストのおそれ
トライアンフモーターサイクルズジャパンは、トライデントなど2車種のエンジンマネージメントシステムのMAPセンサー(吸入負圧センサー)用ホースに不具合があり、エンジンストールを起こすおそれがあるとして、2023年10月5日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2021年3月8日~2023年7月20日に製造された1,416台。
今回リコールの対象となるのは、2021年3月8日~2023年7月20日に製造された、トライアンフ トライデント、トライアンフ タイガースポーツの2車種1,416台。
不具合の箇所は、エンジンマネージメントシステム(MAPホース)。エンジンマネージメントシステムにおいて、MAPセンサー(吸入負圧センサー)用ホースの設計が不適切なため、吸入空気負圧を正しく測定できなくなることがある。そのため、エンジンECMに誤作動が生じ、そのまま使用を続けるとエンジンストールを起こすおそれがあるとのこと。
これまでに不具合が2件発生しているが、事故は起きていない。社内の情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のMAPホースを対策品に交換する。
使用者にはダイレクトメールおよび販売店から電話にて通知するとともに、日整連発行の機関誌・自社ホームページに掲載する。