ゼネラルモーターズ・ジャパン「キャデラック CT5」182台をリコール…警告灯が点灯せず、保安基準不適合のおそれ
ゼネラルモーターズ・ジャパンは、「キャデラック CT5」のエンジンコントロールモジュールのソフトウェアに不具合があり、警告灯が点灯せず、保安基準の要件に適合しないとして、2023年11月2日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2020年9月17日~2022年5月23日に輸入された182台。
不具合の箇所は、エンジンコントロールモジュール。エンジンコントロールモジュールのソフトウェアに不具合があるため、触媒コンバーターの故障を正しく判断できないことがある。そのため、触媒コンバーターに不具合が発生しても警告灯が点灯せず、保安基準の要件に適合しないという。
これまでに不具合、事故ともに発生していない。本国での発見・調査により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のエンジンコントロールモジュールをアップデートする。
使用者にはダイレクトメール等で通知し、日整連の機関紙と自社ホームページに掲載する。