ステランティスジャパン「プジョー 308」34台をリコール…車両火災に至るおそれ
ステランティスジャパンは、プジョー 308のエキゾーストパイプの製造工程が不適切なため、排気ガスが洩れて車室内に侵入するおそれや、最悪の場合、車両火災になるおそれがあるとして、2023年10月18日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2022年11月3日~2023年2月11日に輸入された34台。
不具合の箇所は、排気管(エキゾーストパイプ)。エキゾーストパイプの製造工程が不適切だったため、パイプ接続クランプの締め付けが不十分なものがある。そのため、パイプの接続が外れて異音が発生すると共に排気ガスが洩れ、排気ガスが車室内に侵入するおそれがある。また、最悪の場合、高温の排気ガスが近傍の部品にあたり、車両火災になるおそれがあるという。
これまでに不具合、事故ともに発生していない。本国からの情報により発覚、リコールを届け出た。全車両のパイプ接続クランプの締め付け状況を確認し、締め付けが不十分な場合はクランプを新品に交換して規定トルクで締め付ける。
使用者にはダイレクトメール等で通知し、自社ホームページにも掲載する。