トヨタ、BEV「bZ4X」を一部改良。リース販売と一般販売開始へ
今回の改良では、急速充電時間の改善、BEVとしての実用性向上、装備の充実、Gグレードの追加設定などを行った。
急速充電時間は、冷間時のバッテリー暖機性能向上等により、低外気温下における充電時間を短縮。駆動用電池充電警告灯点灯からSOC（充電量）約80％までの充電時間を最大30％削減した。
※充電時間はあくまで目安の時間であり、外気温や充電器の仕様などの条件により変わる場合がある
消費電力の抑制と空調制御の最適化により、実航続距離を延伸（※1）。現充電残量から、長距離ドライブ時などの急速充電器使用時に重要となる80％までの充電時間と、現充電残量でのエアコンON・OFF別の走行可能距離をメーターに表示するなど、実用性を向上させた。
装備面では、後席シートヒーター、助手席8Wayパワーシート、ブラック塗装のホイールアーチモールをZグレードに標準装備し、フラッシュハザードランプ（後方車両への接近警告）を全車に標準装備した。
必要な機能や装備を厳選し、価格を抑えたGグレードを新しく設定。主な装備は、18インチアルミホイール、4眼LEDヘッドランプ、12.3インチHDディスプレイなど。Gグレード（FWD）のWLTC一充電走行距離は567km（※2）となる。
価格は、Gグレードは、FWDが550万円、4WDが600万円で、ZグレードはFWDが600万円、4WDが650万円（リサイクル料金は別途必要）。
※1：WLTCの一充電走行距離は従来と変わらない
※2：Zグレード（FWD）のWLTC一充電走行距離は559km
