TuSimple JAPAN、高速道路におけるレベル4相当の自動運転トラック走行テストの成果発表

TuSimple JAPANは、カリフォルニア州サンディエゴに本拠を置く自動運転トラック技術企業であるTuSimple Holdingsの日本支社。

今回の実証実験では、東名・新東名高速道路の厚木南IC～豊田JCT間で、累計4万1,605kmにおよぶ走行テストを実施した。自動運転レベルは、特定条件下においてシステムが全ての運転タスクを実施できるレベル4相当。厚木南IC～豊田JCT間の約270kmの自動運転走行映像も公式YouTubeで公開した。

東名・新東名高速道路 東京名古屋間およそ270kmの公道でのレベル4相当のテスト走行映像

同社は、今回の実証実験の結果に基づき、2024年からは、レベル4の完全無人自動運転トラック走行実証実験に向けた準備と、東京側の物流センターから名古屋側の物流センターまでの自動運転トラックの実証実験、東京・大阪間での自動運転トラック走行実証実験に着手する予定。その後、自動運転トラックの台数増加も行い、事業検証における実証実験を重ねたうえで、本格的な実運用開始も検討している。