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日立「ZW100-6」など3車種1,028台をリコール…火災に至るおそれ

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日立「ZW100-6」など3車種1,028台をリコール…火災に至るおそれ

日立建機は、ZW100-6など3車種の燃料配管に不具合があり、最悪の場合、火災に至るおそれがあるとして、2023年12月4日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2020年2月13日~2022年10月25日に製造された1,028台。

今回リコールの対象となるのは、2020年2月13日~2022年10月25日に製造された、日立 ZW100-6、ZW120-6、トヨタ 8SDT21の3車種1,028台。

不具合の箇所は、原動機(燃料配管)。ショベル・ローダの燃料配管において、配管の構造が不適切なため、作業時の振動により過大な負荷が発生することがある。そのため、そのまま使用を続けると、当該配管が破損し燃料が漏れるおそれや、最悪の場合、エンジン室内の高温部に漏出した燃料が付着し、火災に至るおそれがあるとのこと。

これまでに不具合が10件発生しているが、事故は起きていない。市場からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両の燃料配管を対策品に交換する。

使用者には直接電話またはダイレクトメール等で通知し、対策完了車については、キャビン、左開口部のドアストライカー付近または運転席前部カバーにNo.5408のステッカーを貼り付ける。

リコール情報一覧|日立建機

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