マツダ、ロータリーエンジン搭載車が累計生産200万台を達成
マツダは10月30日、ロータリーエンジン搭載車の累計生産台数が200万台を達成したと発表した。
ロータリーエンジンは、三角形のローターが回転することによって動力を生む独自の構造をもつエンジン。同社は1967年に導入した「コスモスポーツ」に初めて搭載し、その後も「カペラ」(1970年)、「ルーチェ」(1972年)など、ロータリーエンジン車を量産する唯一の自動車メーカーとして、出力、燃費、耐久性などの性能向上に取り組んできた。
2012年6月に「MAZDA RX-8」の生産終了後、ロータリーエンジン車の量産を停止していたが、2023年6月、約11年ぶりに量産を再開した。12車種目のロータリーエンジン搭載車種として「MAZDA MX-30 Rotary-EV」をまもなく市場に導入する予定。