ステランティスジャパン「フィアット 500」など2車種454台をリコール…後退灯が点灯せず、後方カメラとパーキングセンサーが作動しないおそれ
ステランティスジャパンは、フィアット 500など2車種のリバースギアスイッチに不具合があり、後退灯が点灯せず、後方カメラとパーキングセンサーが作動しないおそれがあるとして、2024年10月2日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2023年6月6日~11月20日に輸入された454台。
今回リコールの対象となるのは、2023年6月6日~11月20日に輸入されたフィアット 500、パンダの2車種454台。
不具合の箇所は、リバースギアスイッチ。内部部品の組み付け不良により、ギアをリバースにした際にスイッチが適切に作動しないことがあり、後退灯が点灯せず、メーターに警告メッセージが表示されるほか、後方カメラとパーキングセンサーが作動しないおそれがある。
これまでに不具合、事故ともに発生していない。本国からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のリバースギアスイッチに刻印されている製造番号を確認し、不具合品に該当する場合は良品に交換する。改善対策済車には、運転者席側ドアロック・ストライカ付近にリコールの識別ステッカーを貼付する。
使用者にはダイレクトメール等で通知し、日整連の機関誌・自社ホームページにも掲載する。