三菱自動車、軽ハイトワゴン「eKクロス」「eKワゴン」を一部改良。安全・機能装備を強化
三菱自動車工業は11月24日、軽ハイトワゴン「eKクロス」「eKワゴン」の一部改良モデルを発表し、同日から全国の系列販売会社で販売を開始した。
「eKシリーズ」は2001年10月に初代モデルが登場した軽自動車シリーズ。
今回、2019年3月にフルモデルチェンジしたeKワゴンと、同年に新たに設定したeKクロスの2車種について、安全装備や機能装備を追加するなど一部改良を施しアップグレードした。
安全装備は、リヤカメラおよびリヤビューモニター付ルームミラー(自動防眩機能付)を全車に標準装備し、車両後方の視認性を向上。ドライバーの下肢部にかかる衝撃を緩和する運転席SRSニーエアバッグと、リヤシートベルトのプリテンショナー機構を全車に標準装備し、衝突安全性能を向上させた。
機能装備は、eKクロスにステアリングヒーターを追加し、冬場の運転の快適性を向上。eKクロスの「T」「T Premium」にパドルシフトを追加して変速操作を可能とし、スポーティな走りを楽しめるようにした。
ボディカラーの設定も拡大。eKクロスは、新色として、2トーンカラーの「ミストブルーパール/ブラックマイカ」「ナチュラルアイボリーメタリック/アッシュグリーンメタリック」「チタニウムグレーメタリック/サンシャインオレンジメタリック」、モノトーンの「ライトニングブルーマイカ」を追加し、既存のボディカラーと合わせて2トーン2色、モノトーン5色の全10色展開となった。
eKワゴンは、初の2トーンカラーとなる「ミストブルーパール/オークブラウンメタリック」「ナチュラルアイボリーメタリック/ブラックマイカ」「ライラックピンクメタリック/ホワイトソリッド」を採用。モノトーンの「ミストブルーパール」「ライラックピンクメタリック」も新たに設定し、既存のボディカラーと合わせて2トーン3色、モノトーン8色の全11色展開とした。
価格は、eKクロスは166万4,520円~202万7,520円、eKワゴンは138万9,300円~160万3,800円。ボディカラーは一部有償オプション。