東海理化、愛知県常滑市での自動運転バス実証実験に参画
東海理化は1月10日、愛知県常滑市で実施する自動運転バス実証実験に参画すると発表した。
同実証は、国⼟交通省 「地域公共交通確保維持改善事業費補助⾦(⾃動運転実証調査事業)」に採択されたもので、自動運転技術を活用した持続可能な移動サービスを構築することを目的とする。
同社は、自動運転バス車両外に取り付けた複数台のカメラの映像を合成処理し、映像品質を維持したまま低遅延な伝送ができる遠隔監視システムを開発している。監視者の負担が少ない安全な遠隔監視の実用化を目指しており、今回の実証実験に参画することとなった。
期間は、1月16日から26日の11日間(土日は除く)。常滑駅を発着地点とした、コミュニティバス「グルーン」のとこなめ周遊線のモデルコース約4.3kmを運行する。1月23日午後から26日の3日間は、常滑市役所3階の相談室10に設置された遠隔監視室で、遠隔監視の様子を見学できる。