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日立「ZW140-6」10台をリコール…再循環ガスが漏れ、排出ガスの基準値を満たさないおそれ

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日立「ZW140-6」10台をリコール…再循環ガスが漏れ、排出ガスの基準値を満たさないおそれ

日立建機は、ZW140-6のエンジン排気ガス再循環装置に不具合があり、排出ガスの基準値を満たさなくなるおそれがあるとして、2023年12月4日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2023年2月13日~2023年4月25日に製造された10台。

不具合の箇所は、原動機(EGRバルブ)。ショベル・ローダのエンジン排気ガス再循環装置において、再循環させる排気ガス流量を調整するEGRバルブの組み付け手順が不適切なため、EGRバルブに亀裂が発生することがある。そのため、亀裂部分から再循環ガスが漏れることで排出ガスの基準値を満たさなくなるおそれがあるという。

これまでに不具合、事故ともに発生していない。改善措置として、全車両に正しい組み付け手順で新品のERGバルブへの交換を実施する。

使用者には直接電話またはダイレクトメール等で連絡する。対策完了車については、キャビン、左開口部のドアストライカー付近または運転席前部カバーにNo.5409のステッカーを貼付する。

リコール情報一覧|日立建機

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