極東開発工業「日野プロフィア」など3車種74台をリコール…走行不能に至るおそれ
極東開発工業は、日野プロフィアなど3車種の大型フックロールのシャシフレームと架装物を連結する固縛装置に不具合があり、最悪の場合、走行不能に至るおそれがあるとして、2023年12月18日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は2017年10月30日~2022年8月8日に製造された74台。
今回リコールの対象となるのは、2017年10月30日~2022年8月8日に製造された、日野 日野プロフィア、いすゞ ギガ、三菱 ふそうスーパーグレートの3車種74台。
大型フックロールのシャシフレームと架装物を連結する固縛装置において、ボルトの締付トルク管理が不適切なため、締付トルクが不足しているものがある。さらに、フレームサポートの設計検討および施工管理が不十分なため、フレームサポートが回転するものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、オイルクーラー用油圧ホースとフレームサポートが干渉してミッションオイルが漏れ、最悪の場合、トランスミッションが焼き付き、走行不能となるおそれがあるという。
改善措置として、ユーザーに相談の上、無償修理を行う。