メルセデス・ベンツ、新型ミドルサイズSUV「GLC」にPHEVモデルを追加
メルセデス・ベンツ日本は11月29日、新型「GLC」のプラグインハイブリッド(PHEV)モデル「GLC 350 e 4MATIC Sports Edition Star(スポーツエディションスター)」を発売した。
GLCは、2015年に初代モデルを発売したミドルサイズSUV。2023年3月にフルモデルチェンジをした新型モデルを発売した。
今回追加するGLC 350 eは、最高出力204PS(150kW)、最大トルク320N・mを発生する2.0リッター直列4気筒ターボエンジンに、容量が31.2kWhのリチウムイオンバッテリーと出力136PS(100kW)、トルク440N・mの電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドモデル。システム総合の最高出力は欧州仕様の参考値で313PS(230kW)、最大トルクが550N・mのパワーユニットを備え、電気モーターのみで140km/hまで走行でき、外部充電による電力での走行可能な航続距離は118kmとしている。
充電は、急速充電器(CHAdeMO)に対応。6.0kW(30A)※の交流普通充電にも対応する。
インテリジェントアクセルペダルには「プレッシャポイント機能」を装備。EV走行モードの際、これ以上アクセルを踏むとエンジンも使用しなければならないというモーター走行の限界点をアクセルペダルの抵抗を増すことでドライバーに知らせ、無駄なエネルギーの消費を抑えるようにドライビングを補助する。
価格は998万円。
※日本での使用で想定される200V・30A充電の場合。