スズキ「スペーシア」など2車種1,133台をリコール…ソフトウェア更新管理要件が協定規則不適合
スズキは、スペーシアなど2車種の全方位モニター用制御コントローラに不具合があり、協定規則第156号で定めるソフトウェア更新管理の要件に適合しないとして、2024年6月13日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2024年2月21日~2月23日に製造された1,133台。
今回リコールの対象となるのは、2024年2月21日~2月23日に製造されたスズキ スペーシア、マツダ フレア ワゴンの2車種1,133台。
不具合の箇所は、電気装置(全方位モニター用制御コントローラ)。
全方位モニター用制御コントローラのソフトウェアを変更した際にバージョン情報を更新しなかったため、協定規則第156号で定めるソフトウェア更新管理の要件に適合しない。
これまでに不具合、事故ともに発生していない。社内からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両の全方位モニター用制御コントローラのソフトウェアを対策ソフトウェアに書き換える。
使用者にはダイレクトメールまたは電話等で通知し、日整連の機関誌・自社ホームページにも掲載する。