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メルセデス・ベンツ「GLE300d 4MATIC」など3車種408台をリコール…左後退灯が常時点灯し続けるおそれ

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メルセデス・ベンツ「GLE300d 4MATIC」など3車種408台をリコール…左後退灯が常時点灯し続けるおそれ

メルセデス・ベンツ日本は、GLE300d 4MATICなど3車種のリア信号検知制御モジュールコントロールユニットに不具合があり、基盤内に短絡が発生し、左後退灯が常時点灯し続けるおそれがあるとして、2024年2月8日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は2019年7月24日~2020年10月14日に輸入された408台。

今回リコールの対象となるのは、2019年7月24日~2020年10月14日に輸入された、GLE300d 4MATIC、GLE400d 4MATIC、GLE450 4MATICの3車種408台。

不具合の箇所は、後退灯(左後退灯)。リアSAM(信号制御および作動モジュール)コントロールユニットの製造ツール管理が不適切なため、基板に軽微な損傷が生じているものがある。そのため、使用過程で生じる振動等で損傷が進むことで基板内に短絡が発生し、左後退灯が常時点灯し続けるおそれがある。

これまでに不具合、事故ともに発生していない。ドイツ本社からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、本不具合が生じた場合は、全車両のリアSAMコントロールユニットのプログラムを警告灯を点灯させるプログラムに書き換える。ただし、左後退灯が常時点灯している場合は、リアSAMコンロールユニットを良品に交換する。

使用者にはダイレクトメールにて通知し、日整連の機関誌と自社ホームページにも掲載する。

リコール等の情報一覧|メルセデス・ベンツ

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