フェラーリ「SF90Spider」など2車種105台をリコール…火災に至るおそれ
Ferrari Japanは、SF90Spiderなど2車種のターボチャージャーのオイルデリバリーパイプに不具合があり、最悪の場合、火災に至るおそれがあるとして、2024年2月16日に国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2022年11月8日~2023年7月13日に輸入された105台。
今回リコールの対象となるのは、2022年11月8日~2023年7月13日に輸入された、SF90Stradale、SF90Spiderの2車種105台。
不具合の箇所は、原動機(過給機)。ターボチャージャーのオイルデリバリーパイプの製造管理が不適切なため、パイプ成形時に規定値を満たしていないものがある。そのため、規定値を満たしていない部分から亀裂が発生してオイルが漏れ、最悪の場合、火災に至るおそれがある。
これまでに不具合、事故ともに発生していない。本国からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のオイルデリバリーパイプを良品に交換する。
使用者にはダイレクトメールや電話、電子メール等にて通知し、日整連発行の機関誌・自社ホームページにも掲載する。