テラモーターズ、ハウスセゾンエンタープライズと業務提携。賃貸マンションへのEV充電器設置を加速
EV充電インフラ事業を展開するTerra Motors(テラモーターズ)は11月16日、京都・滋賀を中心に建物管理を行っているハウスセゾンエンタープライズと、賃貸マンションへのEV充電器の設置に向けて業務提携契約を締結したと発表した。
ハウスセゾンエンタープライズは、平成26年に設立。平成27年に明豊エンタープライズ(東証スタンダード上場)の子会社となり、現在は京都、滋賀を中心に約2,600戸の建物管理を行っている。テラモーターズは、初期費用・ランニングコスト無料による充電インフラ「Terra Charge(テラチャージ)」の提供を実現し、日本全国にEV充電器の設置を進めている。
今回の業務提携により、京都府や滋賀県の賃貸マンションにおけるEV充電インフラ普及を推進していく。
建物管理・修繕工事などを手掛けるハウスセゾンエンタープライズでは、オーナーへ不動産の資産価値を高めるための提案を行う中で、テラチャージをオーナーへ提案する。テラモーターズは、EVの充電設備、充電時間の設定や料金決済を行う専用アプリ、管理クラウド、充電設備の設置工事とハード・ソフトの管理運営を担う。
ハウスセゾンエンタープライズは、同社に建物管理を委託しているオーナーは脱炭素化やカーボンニュートラルへの関心が高いため、太陽光発電設備を始めとする再生可能エネルギーへの切り替えも進んでいくと見込み、脱炭素化と付加価値向上の両面に資する施策として駐車場区画のEV充電インフラ整備のため、今回の業務提携契約締結を決定した。
テラモーターズは、地域密着型のハウスセゾンエンタープライズ社との強力なパートナーシップのもと、住宅の付加価値の向上、入居者の生活利便性の向上に取り組んでいくとしている。