独ヴィテスコ、韓国工場に8000万ユーロ超投資。次世代イーアクスルドライブ量産へ
独ヴィテスコ・テクノロジーズは11月16日、韓国イチョンのエレクトロニクス工場に総額8000万ユーロ以上を投資し、次世代イーアクスルドライブEMR4の生産ラインを新設したと発表した。
EMR4は、パワーエレクトロニクス、電動モーター、減速機を軽量なユニットに統合したアクスルドライブ。
ヴィテスコは、EMR4アスルドライブ生産のために2,800平方メートルの生産エリアを新設。ユニットのモーターとパワーエレクトロニクス(インバーター)はイチョン工場で現地生産され、ステータ巻線、ローターとインバーター、アッセンブリーに、それぞれ拡張面積の約3分の1ずつを生産に充てる。
テスト期間は約半年間で、EMR4の量産は2024年に開始する予定。生産能力は年間20万台以上を見込み、量産開始後は現代(ヒョンデ)自動車グループのグローバル電気自動車B/Cセグメント向けに納入する。