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ステランティスと中国CATL、欧州向けLFP電池の現地供給で協業。合弁会社設立も検討

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ステランティスと中国CATL、欧州向けLFP電池の現地供給で協業。合弁会社設立も検討

Stellantis(ステランティス)と中国CATLは11月21日、欧州におけるステランティスの電気自動車(EV)生産に必要なLFPバッテリーセルおよびモジュールの現地供給に関する覚書(MoU)に署名したと発表した。

同覚書は、ステランティスの最先端電池を搭載したEVをサポートするための技術ロードマップ策定と、バッテリーバリューチェーンのさらなる強化に向けた機会の特定という2つの戦略的側面において、両社の長期的な協力関係についてまとめたもの。

ステランティスはリン酸鉄リチウムイオン(LFP)電池を活用して欧州でEVを生産する。同社は、積極的な電動化目標「Dare Forward 2030」の一環で、2030年までに欧州で乗用BEVの販売比率を100%に、米国では乗用車と小型トラックのBEV販売比率を50%にする計画を発表している。

同戦略をさらに支援するため、両社は同等出資による合弁会社設立の可能性も検討していることも明らかにした。

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