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日産「NV350キャラバン」など3車種約4万台をリコール…車両火災に至るおそれ

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日産「NV350キャラバン」など3車種約4万台をリコール…車両火災に至るおそれ

日産自動車は、NV350キャラバンなど3車種のPTCヒータに不具合があり、端子部の接触不良による高温でコネクタが溶損し、最悪の場合、車両火災に至るおそれがあるとして、2024年10月24日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2012年6月16日~2023年12月8日に製造された4万613台。

今回リコールの対象となるのは、2012年6月16日~2023年12月8日に製造されたニッサン NV350キャラバン、キャラバン、いすゞ コモの3車種4万613台。

不具合の箇所は、PTCヒータ。暖房を補助するPTCヒータの制御が不適切なため、ヒータが最大出力で作動する状態で繰り返し使用した場合、PTCヒータの発熱により、PTCヒータハーネスコネクタ端子が変形することがある。そのままの状態で使用を続けると、接触不良により端子部が高温となりコネクタが溶損し、最悪の場合、車両火災に至るおそれがある。

これまでに不具合が14件、火災事故が4件、うち部分焼損が2件発生している。市場からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のPTCヒータを新品に交換し、PTCヒータハーネスを対策品に交換する。交換部品の準備ができるまで、一時的に機能停止の措置を行う。改善対策済車には、青色のシールをモデルナンバープレートの右横に貼り付ける。

使用者にはダイレクトメール等で通知し、日整連の機関誌・自社ホームページにも掲載する。

リコール情報|日産自動車

リコール情報|いすゞ自動車

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