三菱「エクリプスクロス」など2車種199台を自主改善…バックアップランプが点灯しないおそれ
三菱自動車工業は、エクリプスクロスなど2車種のLEDバックアップランプバルブに不具合があり、走行中などにバルブが外れてバックアップランプが点灯しないおそれがあるとして、2024年3月21日、国土交通省に自主改善の実施を届け出た。対象数は、2022年9月~2023年6月に販売された199台。
自主改善の対象となるのは、2022年9月~2023年6月に販売店装着オプションパーツとして販売した、三菱純正アクセサリーLEDバックアップランプバルブが取り付けられたエクリプスクロス、エクリプスクロスPHEVの2車種199台。
不具合の箇所は、LEDバックアップランプバルブ。販売店装着オプションパーツとして販売した、三菱純正アクセサリーLEDバックアップランプバルブとソケット嵌合部の形状確認が不十分なため、バルブを組み付けると、ソケットとの嵌合が不完全となる。その結果、走行中やテールゲート開閉時の振動等によりバルブが外れ、バックアップランプが点灯しないおそれがある。
これまでに不具合が3件発生しているが、事故は起きていない。改善措置として、LEDバックアップランプバルブを対策品と交換し、対策品配備前に改修する車両は、ソケットを適合品と交換する。LEDバックアップランプバルブの対策品の配備は、2024年4月末を予定している。
販売店を通じて使用が判明したユーザーには電話等で通知し、自社ホームページにも掲載する。