トヨタ、「ヤリス」「ヤリス クロス」を一部改良。安全装備を充実
トヨタ自動車は1月17日、コンパクトカーの「ヤリス」「ヤリス クロス」の一部改良モデルを発表し、同日から発売を開始した。
ヤリスは、1999年に販売を開始した「ヴィッツ」の後継モデル。低燃費、先進の安心安全技術を備えた新世代コンパクトカーとして、2020年2月に発表した。
今回の改良では、運転席に7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイを標準装備(ヤリスX、Uは除く)。最新のディスプレイオーディオを搭載し、コネクティッドナビを5年間標準付帯、Xグレードにはナビレディパッケージを設定。ボディカラーには新色のマッシブグレーを追加した(ヤリスX、Uは除く)。
安全装備には、プリクラッシュセーフティの検出対象範囲を交差点での出会い頭時の車両や自動二輪車へ拡大するなど最新のToyota Safety Sense(トヨタ セーフティ センス)を搭載している。
エクステリアは、ヤリスのラジエーターグリルを躍動感のあるデザインに変更。Zグレードのシート表皮には、合成皮革とツィード調ファブリックを採用したほか、ヤリス クロスではアッパーグリルのパターンをよりSUVらしい力強いデザインに変更し(GR SPORTは除く)、コンソールボックス付フロントソフトアームレストを採用した(X、Uは除く)。
トヨタが展開する自動車のサブスクリプションサービス「KINTO Unlimited」に供給する車両として、シリーズにUグレードを設定。ハードウエア・ソフトウエア両面のアップグレードに対応するほか、コネクティッドを活用した体験を提供する。
価格は、ヤリスは150万1,000円〜269万4,000円。ヤリス クロスは190万7,000円〜315万6,000円。