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Hondaと東風汽車集団、燃料電池システムを搭載した商用トラックの実証実験を開始
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2023年1月、Hondaの中国現地法人である本田技研工業（中国）投資有限公司は、東風汽車集団股份有限公司と共同でHondaの燃料電池（FC）システムを搭載した商用トラックの走行実証実験を開始した。湖北省で行われているこのプロジェクトは、2050年のカーボンニュートラル実現に向けた取り組みの一環である。
2050年までにカーボンニュートラルの実現をめざしているホンダは、FCシステムの応用や展開にも取り組んでいる。
東風汽車集団とは、20年以上にわたるパートナーシップのもと、中国における乗用車事業を展開してきた。今回の実証実験は、東風汽車集団が培ってきた商用車開発のノウハウと、ホンダが長年開発に取り組んでいるFC技術を掛け合わせた、中国でのカーボンニュートラル実現に向けた新たな取り組みとなる。
実証実験の開始に向け、両社は東風汽車集団の商用トラックに対するホンダのFCシステム適合性について検証を行ってきた。今後は、実走行を含むさまざまな条件下での環境適合性、燃費性能、耐久性などを確認し、商用車ユースにおけるホンダのFCシステムの有用性を検証していくという。
