国土交通省、マツダ「CX-60」の安全性評価結果を公表
国土交通省は、2023年3月1日、国土交通省とナスバ(自動車事故対策機構)が自動車の安全性能を評価・公表する「自動車アセスメント」において、マツダCX-60評価試験を行った結果を公表した。
マツダCX-60は、
・予防安全性能評価において「Aランク」を獲得。
・衝突安全性能評価において「Bランク」を獲得。
・万が一の事故発生時にエアバッグ展開と連動し、オペレータを通じて警察や救急へ自動通報する「事故自動通報装置」を装備。
これらの評価を総合した自動車安全性能2022において、5段階中上から2番目に高い評価である「★★★★☆」(4つ星)となった。
同車が高い安全性能を実現できている理由は、以下の通り:
1.予防安全性能
・衝突被害軽減ブレーキなど、ドライバーのミスから生じる危険を回避・軽減する先進技術を装備。
・クルマが常にドライバーの異常を検知し、重大事故の回避・事故被害を軽減する技術を設定。
2.衝突安全性能
・前方からだけではなく、側方からの衝突にも衝撃エネルギーを効果的に吸収・分散して支える車体構造を採用。前後席の乗員への衝撃を軽減するエアバッグシステムも装備。
・歩行者との衝突時、頭部や脚部への傷害を軽減するエネルギー吸収構造等を採用。
3.事故発生時の救助
・エアバック作動時や追突された場合、コールセンターへ位置情報やセンサー情報を自動で通報。専門のオペレータが警察や消防への連携をサポート。