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シェフラー、米国オハイオ州にEV向け部品の新工場建設。2024年半ばに着工

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シェフラー、米国オハイオ州にEV向け部品の新工場建設。2024年半ばに着工

独シェフラーは2月26日、オハイオ州ドーバーに自動車向け電動モビリティソリューションに特化した新しい製造拠点を建設し、2032年まで段階的に拡大する計画を発表した。新拠点は2024年半ばに着工し、2025年第3四半期の完成を見込む。

同社は、米国のオハイオ州、サウスキャロライナ州、ミズーリ州、コネチカット州に製造拠点を保有し、過去10年間にも多額の投資を実行してきた。

オハイオ州ドーバーは、主要自動車OEM各社、戦略的サプライヤーや鉄道などの近傍に位置し、自動車向け電動モビリティのイノベーションハブとしての役割を果たしている同社のウースター工場へのアクセスも良好であることから、モーション・テクノロジーの持続可能で効率的な製造拠点の建設地として、今回選定した。

新工場の建設と今後の拡張で、2023年までに2億3,000万米ドル超の資金を投じる計画。第1期建設分の建屋は、約13万平方フィート(約1万2,077平方メートル)の敷地面積に、自動車業界向け電動モビリティソリューション専用の最新製造スペースを設ける。同拠点では、小型および中型車両向け電動アクスルも製造する予定。

新拠点では2032年までに、組み立てや溶接などの製造ラインオペレータ、マテハンエンジニア、製造リーダー、エンジニア、保守点検技術者、ツール技術者、品質専門家やサポートスタッフなど、およそ450人の新規雇用の創出を見込む。

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