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三菱「ふそうeキャンター」1,051台をリコール…走行が継続できなくなるおそれ
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三菱ふそうトラック・バス（MFTBC）は、ふそうeCanter（eキャンター）のVCU制御プログラムに不具合があり、高電圧バッテリーの充電率が0％を示し、走行継続不能のおそれがあるとして、2024年3月26日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2023年3月27日～2024年3月6日に製造された1,051台。
不具合の箇所は、電気装置（VCU：Vehicle Control Unit：セントラルECU）。VCUの制御プログラムが不適切なため、通信エラーが生じていると誤判断し、安全のために高電圧システムをシャットダウンする場合がある。その結果、走行中に運転者の予期せぬタイミングで、メーター内に表示されている高電圧バッテリーの充電率が0%と表示され、走行を継続できなくなる。
これまでに不具合が15件発生しているが、事故は起きていない。市場からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のVCUの制御プログラムを対策品に書き換える。
使用者にはダイレクトメール等で通知し、日整連の機関誌・自社ホームページにも掲載する。
