BMW「K1600GTL」など3車種232台をリコール…燃料ホースが外れ、ガソリンが漏れるおそれ
ビー・エム・ダブリュー(BMW)は、K1600GTLなど3車種の燃料装置の組み立て工程に不具合があり、燃料ホースが外れ、ガソリンが漏れるおそれがあるとして、2024年3月27日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2021年9月17日~2023年9月19日に製造された232台。
今回リコールの対象となるのは、2021年9月17日~2023年9月19日に製造された、BMW K1600GT、K1600GTL、K1600Bの3車種232台。
不具合の箇所は、燃料装置(燃料ホース)。
燃料ホースの組み立て工程が不適切なため、燃料ポンプと接続する燃料ホースの片耳ホースクランプの圧着が不十分なものがある。その結果、エンジン始動時などに高い燃料圧力がかかる場合、燃料ホースが外れ、ガソリンが漏れるおそれがある。
これまでに不具合、事故ともに発生していない。ドイツ本社からの報告により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のホースクランプの取り付け状態を点検し、必要に応じて交換を行う。
使用者にはダイレクトメールで通知し、日整連の機関誌・自社ホームページにも掲載する。