メルセデス・ベンツ「C200」など6車種8台をリコール…保安基準不適合
メルセデス・ベンツ日本は、C200など6車種の車載通信モジュールに不具合があり、通信ができず、保安基準に適合しないとして、2024年2月8日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2021年11月4日~2023年4月5日に輸入された8台。
今回リコールの対象となるのは、2021年11月4日~2023年4月5日に輸入された、メルセデス・ベンツ C200、C220d、S400d 4MATIC、S500 4MATIC、S580 4MATIC、メルセデスAMG SL63 4MATIC+の6車種8台。
不具合の箇所は、事故自動緊急通報装置(通信モジュール)。車載通信モジュールの制御プログラムが不適切なため、SIMが無効になりネットワーク回線に接続できない。その結果、通信ができず、保安基準第43条の8(事故自動緊急通報装置の基準)に適合しない。
これまでに不具合、事故ともに発生していない。ドイツ本社からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両の車載通信モジュールを良品に交換する。
使用者にはダイレクトメールで通知し、自社ホームページにも掲載する。