マセラティ「MC20」229台をリコール…ボルトが折損し脱落するおそれ
マセラティジャパンは、MC20のリアアクスルシャフトに不具合があり、最悪の場合、ボルトが折損し脱落するおそれがあるとして、2024年4月4日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2021年9月21日~2023年3月3日に輸入された229台。
不具合の箇所は、リアアクスルシャフト。
リアアクスルシャフトの接続部に使用するシールガスケットの設計が不適切なため、駆動トルクが変動するような状況下において、接続部内部のシールガスケットが回転方向にわずかにずれて動くことがある。その結果、接続部のボルトに負荷がかかり、最悪の場合、折損して脱落するおそれがある。
これまでに不具合、事故ともに発生していない。本国からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のシールガスケットを対策品に変更したリアアクスルシャフトに交換し、取り付けボルトも新品に交換する。
使用者には電話およびダイレクトメールにて通知し、自社ホームページにも掲載する。