ゼネラルモーターズ・ジャパン「キャデラック エスカレード」607台をリコール…すれ違い用前照灯の自動点灯が遅れ、保安基準不適合
ゼネラルモーターズ・ジャパンは、キャデラック エスカレードのボディコントロールモジュールに不具合があり、すれ違い用前照灯の自動点灯が遅れ、保安基準に適合しないとして、2024年4月12日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2020年12月10日~2023年11月10日に輸入された607台。
不具合の箇所は、ボディコントロールモジュール。
ボディコントロールモジュールのプログラムの一部に不具合があるため、トンネルなどでオートライトを使用し、一時的にすれ違い用前照灯が自動点灯する状況下において、自動点灯タイミングが数秒遅れ、保安基準不適合となる。
これまでに不具合、事故ともに発生していない。カナダでの発見、本国での調査により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のボディコントロールモジュールをアップデートする。
使用者にはダイレクトメール等で通知し、日整連の機関誌・自社ホームページにも掲載する。