スバル、BRZワンメイクレース参戦用モデル「カップ カー ベーシック」の改良を発表
SUBARU(スバル)は4月8日、BRZの競技用モデル「SUBARU BRZ Cup Car Basic(カップ カー ベーシック)」を発表した。
同モデルは「TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup」の参戦用車両として開発。スバルが企画・販売し、同社のモータースポーツ統括会社であるスバルテクニカインターナショナル(STI)が専用装備を架装する。
TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cupは、トヨタ自動車の「GR86 Cup Car Basic」およびスバルの「SUBARU BRZ Cup Car Basic」のみを使って競うワンメイクレース。車体や部品などを共通にすることで、マシンの性能による差を減らし、ドライバーの技術を図る。
今回は、専用装備品として、6点式シートベルト用アイボルトや空冷式のエンジンオイルクーラーなどを備えるほか、レース参戦向けベース車両として、各種装備の仕様を最適な設定とした。アイサイト標準装備に伴い、2022年発表の先代モデルに対し、ロールケージの形状を見直している。
価格は370万400円。販売台数は年販30台を計画している。